休部危機の嘉穂東高書道部を応援! 新飯塚駅に作品を展示

JR新飯塚駅に設置された嘉穂東高校書道部の作品

 福岡県飯塚市の県立嘉穂東高校の書道部が制作した書道アートが、同市のJR新飯塚駅・改札口前自由通路にお目見えした。休部の危機にある同部の活動を応援しようと、同駅が提案して実現した。若者の帰省などでにぎわう8月15日まで展示される。

 書道アートは縦1.8メートル、横7.4メートルで、カラフルな墨で「熱願冷諦 暮雲春樹」と揮毫(きごう)。3年生の部員3人が6月の文化祭で披露した書道パフォーマンスの作品で、本来はすぐに処分される予定だったという。

 文化祭は新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、一般には公開されなかった。来賓として出席していた田中克也駅長は、ステージ上でパフォーマンスする書道部員の姿に感動。ただ1、2年生の部員がおらず、来春に入部希望者がいなければ休部になるという話も耳にし、「これだけの作品を一般の人が見られないのはもったいない」と、同駅での展示を提案した。

 同校によると、コロナ禍で書道部の校外での活動が縮小するなどし、入部希望者がいなくなったという。JR新飯塚駅の平日の乗客数は約4000人で、うち4割が学生の利用ということもあり、田中駅長は「躍動感や若さを感じられる書道アートを見て、駅を活気づけるだけでなく、入部を希望する生徒さんも出てくれたらいいですね」と話していた。


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