ハロウィーン(10月31日)にちなんだ作品の展示や仮装コンテストなどのイベントが、福岡県直方市内の各地で企画されている。同市のイオンモール直方の2階ホールでは、県内在住のアートパフォーマー・カラリズムリサさんと、県立筑豊高生活デザイン科の生徒たちや買い物客らが“コラボ”して完成させたアート作品が展示されている。
カラリズムリサさんは10月15、16日、同施設1階イベントスペースでアートパフォーマンスショーを披露。ハロウィーンをテーマにした3枚の絵を制作した。その後、生徒たちや買い物客らが、自由に絵やアニメのキャラクターなどを描き加えたり、色を塗ったりするなどして3枚の「いたずらアート」作品に仕上げた。
会場には県内在住の大道芸人・ハリーさんが手がけたバルーンアートなどが飾られているほか、同市出身の写真家・犬丸美絵さんが撮影したハロウィーン仮装をした動物の写真も展示されている。
イオンモール直方の礒部晃平・営業マネージャーは「生徒さんやお客さまにはコラボ制作の喜びを実感してもらえたと思う。多くの人にアートを鑑賞する楽しさを感じてもらえれば」と話している。会場の展示は31日午後5時まで。
仮装コンテストも
一方、同市の福智山ろく花公園でも29、30日の午前11時~午後7時に、ハロウィーンの催しが開かれる。
ハロウィーンらしい写真を撮影できるフォトスポットが設けられるほか、軽食や飲み物の出店が並び、縁日エリアでは輪投げなども楽しめる。各日とも午後4時から園内各所がライトアップされる。30日正午~午後6時には、仮装コンテストなども行われる。