「福岡クリスマスマーケット」が開幕 冬の街に彩り

昨年開催されたクリスマスマーケットの様子(実行委提供)

 冬の福岡市内を出店や華やかなイルミネーションで盛り上げる催し「福岡クリスマスマーケット」が、11月11日から始まる。10周年を迎え、記念のテーマソングが披露されるほか、サンタクロースの人形もお目見えする予定。地元企業などでつくる実行委員会は「新型コロナウイルスの影響を受けたお店も多い。福岡のにぎわいづくりの一端を担いたい」としている。

博多駅から天神、中洲へ

 実行委によると、街中の活性化を目的に、2013年から毎年開催している。出店が並ぶ会場では、クリスマスにちなんだ食事や飲み物が味わえるほか、イルミネーションや楽器の生演奏などを通じて、クリスマスの雰囲気を楽しむことができる。

 当初はJR博多駅前広場のみで開催していたが、15年から市役所西側ふれあい広場にも会場を設置。中洲エリアにもイルミネーションを設け、街中を歩くことが楽しくなる仕掛け作りもしてきた。来場者は年々増加し、昨年は過去最多となる計約540万人が会場に訪れた。

10周年のテーマソングも

 10周年記念のテーマソング「Together on Christmas」は、実行委がバイオリン奏者・葉加瀬太郎さんに作曲を依頼した。実行委によると、葉加瀬さんは楽曲について「街を歩く人々のクリスマスを演出するイルミネーションのような曲だ」などと話しているという。

 さらに、今年は17日から県営天神中央公園で電飾が輝く。市中心部の飲食店やホテルなど約30店舗・施設では、サンタ人形も登場する。

 12月25日までの期間中、同駅前広場、市役所西側ふれあい広場(11月21日~、26、27日は休み)、大丸福岡天神店エルガーラ・パサージュ広場(11月19日~)の3会場では、飲食店など延べ約70店が出店予定という。入場無料。

 問い合わせは実行委(092-402-0300)へ。

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