野菜嫌いを克服して!ピエトロと古賀市が包括連携協定

 ドレッシングの製造販売やレストラン事業を展開する「ピエトロ」(福岡市中央区)と福岡県古賀市は12月5日、子どもの野菜嫌い克服などを目指して包括連携協定を結んだ。


協定書に署名した高橋社長(右)と田辺市長

 ピエトロによると、1990年から古賀市で工場を操業し、現在は三つの工場で北米向けを除く全商品を製造している。2025年には同市で、工場見学の受け入れやレストランを併設した新工場の完工を予定している。

 協定に基づき、今月から、同社が開発したスープの試飲や野菜をテーマにした体操、クイズを通して野菜嫌いを直すキャラバンを、市内の保育施設で始める。災害時の食品提供や炊き出しの支援、環境保全への取り組みなどでも連携する。

 市役所で協定書に署名した同社の高橋泰行社長は「1社ではできないことを、市のサポートを得て地元へ還元していきたい」、田辺一城市長は「共に歴史を歩んできた大切な企業。一緒になって社会課題を解決し、生きやすい社会の実現を進めていく」と述べた。


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