福岡市中央区の大名小学校跡地の再開発ビル「福岡大名ガーデンシティ」の広場が1月20日、一足先にオープンし、同市出身の人気俳優・今田美桜さんらがテープカットを行いました。
緑あふれる広場が出現
広場は建設中のビルと旧大名小校舎の間に位置しています。面積は約3000平方メートルで、ベンチやイベントホールなども整備され、芝生が広がっています。
広場には、同市の若手人形師・中村弘峰さんが手がけたモニュメント「大名の大狛犬(おおこまいぬ)」、佐賀県の障がい福祉サービス事業所「PICFA(ピクファ)」の本田雅啓さんが描いたアートボードなど福岡や近隣で活動するアーティストの作品を常設しています。モニュメントは子どもがよじ登って遊ぶこともできるそうです。
広場を見た今田さんは「ここまで大きく変わるとは思っていませんでした。地域とともに発展していくのが楽しみです」と目を輝かせていました。
この日は、大名小出身の尺八奏者・瀧北榮山さんによる演奏も行われました。21、22日は地元食材やグルメなどを堪能できるイベントも開催されます。ビルは4月から一部店舗の営業が始まる予定で、6月頃のグランドオープンを目指しています。