北九州市営バス1割減便へ 3月18日のダイヤ改正で

最終便は最大47分繰り上げ

 北九州市交通局は2月9日、市営バスの年間の運行本数の約1割にあたる約2万7000便を減便する方針を明らかにした。3月18日にダイヤ改正を行う。出発時刻についても、始発便を最大20分繰り下げ、最終便を最大47分繰り上げる。

 市議会建設建築委員会で同局が報告した。1日あたりの減便数は、平日が98便、土曜が44便、日曜と祝日が12便。また、同市小倉北区のJR小倉駅と芦屋町を直通で結ぶ「特急便」も、2021年3月の運行開始から約2年で廃止する。

 いずれも利用者が少ない状況が続いているためで、同局営業推進課の担当者は「極力、利用者に影響の少ない減便を行った。運転手の負担軽減も兼ねており、ご理解いただきたい」としている。


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