春吉橋の迂回路、貸します!福岡市が民間のイベントに

 福岡市は4月から、天神と中洲を結ぶ国体道路(国道202号)の春吉橋の架け替え工事で設置された迂回(うかい)路橋上の公園をイベント会場として貸し出す。周辺ににぎわいや往来を増やすことが狙いで、イベント主催者を公募している。


福岡市が民間主催のイベント用に貸し出す迂回路橋(写真右側、中央は春吉橋 提供:福岡市)

 迂回路橋(全長90メートル、幅20メートル)は、春吉橋の老朽化に伴う架け替え工事のため2019年に設置された。通常は工事後に撤去されるが、市は永久橋として残し、公園として活用するため、補強費などを負担してきた。

 昨年4月に新橋への切り替えが完了し、今年3月末に国から引き渡しを受ける予定。那珂川沿いの清流公園と一体的に整備する方針で、公園内に収益を伴う施設を設置する代わりに管理運営を担う民間事業者の公募を予定している。

 市はマルシェやフリーマーケット、キッチンカーを活用したイベントなどを想定している。貸出期間は4月20日~24年3月31日で、1日の使用料は1平方メートル当たり土日・祝日31円、平日15円。利用の手引は市のホームページから。

 問い合わせは市住宅都市局活用課(092-711-4367)へ。


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