積水ハウスと米ホテル大手マリオット・インターナショナルは2月28日、福岡市中央区で建設を進めている高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」の開業日が6月21日に決まったと発表した。九州初進出で、同市の再開発促進策「天神ビッグバン」の目玉事業の一つとして国内外からの集客が期待される。
内装は博多織をイメージ
ホテルは、大名小跡地の再開発ビル「福岡大名ガーデンシティ」のタワー棟(地上25階・地下1階建て)に入る。客室は19~23階に計167室で、いずれも広さは50平方メートル以上を確保する。24階に博多湾を望めるバーなどが入り、3階には婚礼用チャペルも整備する。客室やロビーなどの内装は博多織をイメージしたという。
ザ・リッツ・カールトンは関東と関西、沖縄にあり、福岡は国内6か所目となる。
貸し会議施設は4月6日オープン
一方、タワー棟の3~4階に貸し会議施設「DAIMYO CONFERENCE(大名カンファレンス)」を整備中の日本コンベンションサービス(東京)は2月28日、施設を4月6日にオープンすると発表した。