写真技術や歴史を学ぼう 博多市民センターが受講生募集

 写真技術や歴史を学ぶ三つの市民講座が4月、福岡市立博多市民センター(博多区山王1)で始まる。センターが受講生を募集している。

 「スマホカメラで本格的写真を撮る」と題した講座では、若手女優らの写真集も数多く手がけた写真家の長野博文さんが、一眼レフカメラと遜色のない作品をスマートフォンで撮るコツを伝授する。画像処理の効果も学べる。初回は4月1日で、11月までの原則第1土曜に開催する。

 歴史作家の浦辺登さんを講師に迎えた「福岡維新の道を探る」では、明治維新で活躍した福岡藩の志士がたどった歴史遺跡や関連エピソードを解説。現地を散策する「まち歩き」も11月頃に予定している。初回は4月11日で、11月までの原則第2、第4火曜に開く。

 九州大名誉教授の小野寺龍太さんの講座「幕末の魁(さきがけ)・維新の殿(しんがり)」では、幕末に重要な役割を果たしながらも、明治維新で報われることのなかった水戸藩の悲劇を史実に沿って解説する。初回5月12日で、10月までの原則第1金曜に受講できる。

 会場はいずれも同センター会議室で、午前10時~11時半に開催。参加費は各回1500円(資料代含む)。

 問い合わせ、申し込みは、博多市民センター(092-472-5991)へ。


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