明治期の開業当時の外観を残す福岡県赤村の平成筑豊鉄道油須原駅で3月21日から、「鉄道作業体験室」が月1回のペースで公開される。室内には、単線区間での衝突事故を防ぐため同駅などで1991年まで使われていた「タブレット閉塞(へいそく)機」2台があり、公開日には見学、操作体験ができる。
月イチゆすばる
企画したのは平成筑豊鉄道と、同駅を拠点に研究活動に取り組んでいる西日本工大、北九州市立大の研究者や学生、赤村などで構成する「『はるばる油須原グローバル』プロジェクト」。地域活性化を目的としたイベント「月イチゆすばる」として体験室を公開し、音楽ライブなどを併催する。
時間は午前11時~午後3時。初日の21日の後は公開日を原則日曜日とし、4~11月は全8回(4月9日、5月14日、6月11日、7月9日、8月6日、9月10日、10月8日、11月12日)を予定している。
21日は音楽ライブに2組が出演するほか、カフェが出店。北九州市立大の学生らが「駅名漢字ドリル」「駅名神経衰弱」など、遊びながら同鉄道について学べるコーナーも設ける。
問い合わせは平成筑豊鉄道(0947-22-1000)へ。
平成筑豊鉄道・油須原駅舎を開業当時の姿に 産学官連携で明治の雰囲気を演出 | ニュース | 福岡ふかぼりメディア ささっとー
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