西日本鉄道が4月に運行を開始する自転車を持ち運ぶことができる貸し切りバス「CYCLE CARGO」が、関係者にお披露目された。導入は九州では初めて。
「サイクルツーリズム」へ九州初導入
55人乗りのバスを改造し、車内前方に自転車を最大で18台固定できるスペースを設置。自転車を折り畳んだり、分解したりせずに持ち運べるのが特徴で、後方に21人分の座席を確保する。
3月22日に福岡県庁でお披露目式が行われ、実際に自転車を搭載する様子が紹介された。林田浩一社長は「サイクルツーリズムを通じた旅行需要の喚起にこれまで以上に取り組みたい」と述べた。
県は、同バスの導入に100万円を補助。服部誠太郎知事は「国内外の多くの方に活用していただき、サイクルツーリズムを盛り上げてほしい」と話していた。