福岡県直方市の春を彩る「のおがたチューリップフェア」が、同市の遠賀川河川敷・直方リバーサイドパークで開かれている。赤や白、黄など色鮮やかなチューリップ約20万本が咲き誇り、連日、市内外から多くの人が訪れている。
フェアは市観光物産振興協会の主催で、今年で27回目。今回も地元のボランティアら延べ約1300人が昨秋から、球根植えや除草作業に取り組むなどして開幕を迎えた。
青空が広がった3月28日も、子ども連れの母親や高齢夫婦らでにぎわい、花壇のチューリップを観賞しながら散策したり、記念撮影をしたりする姿が見られた。福岡市東区から夫とともに訪れた女性(74)は「カラフルなチューリップの美しさと、数の多さに感動しました」と喜んでいた。
フェアは4月2日まで。1、2日は地元高校生の吹奏楽演奏や、和太鼓演奏などのステージイベントも行われる。問い合わせは同協会(0949-28-8135)へ。