北九州市と福岡北九州高速道路公社は4月4日、北九州都市高速の有料区間として戸畑(北九州市戸畑区)―枝光(同市八幡東区)間などの5.2キロを合同で整備し、5日から事業に着手すると発表した。これまで市が単独で整備してきた都市計画道路の戸畑枝光線4.4キロと同都市高速がつながり、同都市高速は環状化されることになる。
事業期間は2033年度まで
市によると、整備されるのは4車線で、事業期間は2033年度までの予定。事業費は市、公社負担分を合わせて計710億円となる。
市はもともと同区間の有料道路化を目指していたが、公社の整備計画から外れたため、11年度から市単独で4車線の都市計画道路を整備していた。この道路の通行は無料の予定だったが、今回の都市高速への接続に伴い、有料となる。
大規模商業施設など周辺の開発が進んだことから公社も合同で事業を実施し、都市高速との接続が決まったという。