フィリピンの子どもたちへ中古のランドセルを送り続けている福岡県大牟田市の国際交流団体「フォーリナーサポートクラブ」が、市民から寄せられたランドセルの箱詰め作業を行った。
同団体は2005年に設立。フィリピンで7000人以上の死者・行方不明者を出した13年の台風被害への支援をきっかけに、翌年からランドセルを送り始め、これまで約1800個を届けたという。
今回は、小学校を卒業した子どもの保護者らが提供してくれた24個を、同国ルソン島の南カマリネス州の子どもたちに届ける。
同団体のメンバーら約10人が4月2日、ランドセルを丁寧に箱詰めした。松井小百合代表は「きれいなままのランドセルを卒業で捨てるのはもったいない。フィリピンで大切に使ってほしい」と話した。
不用になったランドセルを提供したい人は、松井代表(090-8406-6383)へ。