北九州市は4月13日、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチン接種について、今年度のスケジュールを明らかにした。重症化リスクが高い高齢者などへの接種は5月8日から開始する。基本的には国が示したものに沿っており、無料で受けられる「臨時接種」となっている。
市議会保健福祉委員会で、市がスケジュールなどを説明した。
無料で高齢者ら
5月からの接種は、これまでに2回以上の接種を終え、前回の接種から3か月以上経過した65歳以上の高齢者や、12歳以上の基礎疾患がある人、医療従事者らが対象。接種券は、対象となる高齢者には5月1日以降に届けられるが、基礎疾患がある人や医療従事者らは専用フォームなどでの申請が必要となる。
一方、従来型ワクチンを2回以上接種した5~11歳については、4月からオミクロン株対応ワクチンの追加接種を始めている。
9月からは全世代を対象にする予定だが、使用するワクチンは未定という。