九州と釜山の交流拡大へ 日韓の観光関係者が協定に調印

李副社長(左)と協定を交わす篠崎支部長(中央)ら

 日本から韓国へ旅行に訪れてもらおうと、韓国観光公社福岡支社は4月20日、九州―釜山路線の活性化などを目的とした協定を日本旅行業協会九州支部と結んだ。

 調印式は福岡市内のホテルで開催。同公社の李在桓(イ・ジェファン)副社長と釜山市の李成權(イ・ソングォン)副市長、同支部の篠崎和敏支部長が出席し、協定書を交わした。

訪韓を積極支援

 韓国は2023~24年を「韓国訪問の年」と定め、外国人旅行者の集客に力を入れている。また2030年の万博を釜山市に誘致することを目指している。

 協定では、今年5月から12月末にかけて、日本人観光客3万人を送り出すことを目標に掲げている。九州の旅行会社などがツアー商品を積極的に販売し、同公社や同市がこれを支援する。


あいさつをする李副社長

 李副社長は「韓流ドラマのロケ地を訪ねるなど、日本の方が楽しめるように努力します」と話した。


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