うきは「鏡田屋敷」蔵が宿泊施設に 「みなも 鏡田蔵」開業

 福岡県うきは市吉井町の市指定文化財「鏡田(かがみだ)屋敷」の蔵が改修され、宿泊施設に生まれ変わった。古い町並みが残る国の重要伝統的建造物群保存地区にあり、4月28日に「みなも 鏡田蔵」としてオープンする。


蔵を改修した宿泊施設「みなも 鏡田蔵」

 鏡田屋敷は160年前に郡役所の官舎として建てられ、明治時代に一部増築された。同市のまちづくり会社「tsumugi(つむぎ)」が指定管理者となり、観光施設として運営している。同社が主屋の隣に立つ蔵を改修し、宿泊できるようにした。

 宿泊施設は2階建てで延べ65平方メートル。1階にセルフバーがあるのが特徴で、宿泊客がバーテンダーになってカクテル作りを体験できる。1階にはほかに浴室や洗面所があり、2階に寝室などを設けた。元々あった梁(はり)や土壁などを生かした造りになっている。


カクテル作りを楽しめる1階のセルフバー

 27日に開かれたオープニングレセプションには、関係者や地元住民ら約50人が参加。同社の小田切俊彦代表取締役が「鏡田屋敷の歴史の重みを体感できるような施設に改修した。地域の力も借りながら運営していきたい」とあいさつし、高木典雄市長が「古民家を活用した宿が増え、うれしい。多くの人に利用されることを願う」と期待を込めた。施設内を見学した出席者は、昔ながらの雰囲気を楽しんだり、カクテルを味わったりしていた。

 1棟貸しで定員は大人2人。宿泊費は1人2万8000円から。旅行サイトなどから予約できる。


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