大牟田市動物園がワンヘルス啓発施設に 飼育環境に評価

 福岡県大牟田市は、動物福祉に取り組む市動物園が県のワンヘルス啓発施設に認定されたと発表した。県内で2例目となる。

 ワンヘルスは、人と動物の健康、環境の健全性を一体的に守っていくという考え方。先進7か国首脳会議(G7サミット)などでもその取り組みが合意されている。

県内2例目

 県は今年度から、ワンヘルスの活動や実例を学んだり、体験したりできる施設を啓発施設として認定。第1号には今年4月、添田町の「フォレストアドベンチャー・添田」が選ばれた。

 市動物園については、動物を快適な環境で飼育する「動物福祉」を重視し、動物たちの生活の質を向上させる様々な取り組みが評価された。認定は5月19日。

 椎原春一園長は「これからもワンヘルスの視点に立ち、豊かで持続的な生活や社会を皆さんと考えていきたい」とコメントした。


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