博多の歴史や文化を記載した電柱看板を教材にした児童・生徒向け講座「夏休み『はかた博物館』へようこそ」が7月27日午前10時~11時半、福岡市博多区山王の市立博多市民センターで開かれる。小学4年から中学、高校生が対象で定員50人。保護者も一緒に聴講できる。
歴史と文化が息づく博多中心部(旧博多部)を丸ごと博物館に見立てて学習する講座。2008年から看板設置を始め、これまでに127枚を取り付けたハカタ・リバイバル・プラン代表の立石武泰さんが講師を務める。
講座では、元寇(げんこう)を防ぐために築かれた城郭都市博多、種田山頭火が博多で詠んだ自由律俳句などを紹介。全127枚の電柱看板について、質問も受ける。
講座参加者のうち希望者20人程度を対象に、8月24日午後2時~2時半、立石さんの自宅兼店舗の博多百年町家(博多区大博町の立石ガクブチ店)で、追加の質問を受ける補講を開く。
申し込み、問い合わせは博多市民センター(092-472-5991)へ。