改札タッチ決済を50駅に拡大 JR九州、7月12日から

 JR九州や三井住友カードなどは6月28日、福岡市内の鹿児島線5駅で実証実験している「タッチ決済」について、対象となる駅を7月12日から計50駅に拡大すると発表した。九州を訪れる観光客らの利便性向上につながるかを確かめる。


専用端末のある改札口(提供:JR九州)


 新たに加えるのは、鹿児島線門司港―久留米間の44駅と香椎線海ノ中道駅。昨年7月に始めた博多、吉塚、箱崎、千早、香椎の5駅と同様に各駅で乗り降りする際、タッチ決済の機能が付いたクレジットカードやスマートフォンなどを自動改札機や専用端末にかざせば、運賃が引き落とされる。


 実証実験は来年3月末まで。三井住友カードは、将来的に対象駅をさらに拡大させることも視野に入れている。


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