福岡県飯塚市の夏の風物詩「飯塚山笠」の最大の見せ場である「追い山」が7月15日、市中心部であった。コロナ禍で延期が続き、4年ぶりの開催。沿道から大勢の市民らが見守る中、約2.3キロのコースを10分44秒63で駆け抜けた今年の二番山・菰田流(ながれ)が、2017年以来の優勝を果たした。
優勝は「菰田流」
同日夕、イイヅカコスモスコモンで出陣式が行われ、「新」「菰田」「二瀬」「東」「西」の5流の舁(か)き手が集結。各流の代表一人ずつが気合を入れるげき文を披露し、気勢を上げた。
その後、各流が順次、曩祖(のうそ)八幡宮前を出発。水法被と締め込み姿の男衆が「オイサ、オイサ」と掛け声を上げながら街中を疾走した。
2位以下の成績は次の通り。
②新流 11分37秒93
③西流 12分4秒86
④二瀬流 13分21秒
⑤東流 13分37秒47