世界に羽ばたくリーダーに! 宗像市で高校生向け塾開講

 全国の高校生を対象に、世界に通用するリーダーの育成を目指すサマースクール「日本の次世代リーダー養成塾」(塾長・十倉雅和経団連会長)が7月26日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで始まった。8月8日まで。

国内外の150人参加 元国連事務次長ら講義


入塾式で決意を述べる材木君(左から2人目)ら

 今年で20回目で、17都道府県とマレーシアから150人が参加。元国連事務次長の明石康氏、前日銀総裁の黒田東彦氏、医師でNPO法人「ロシナンテス」理事長の川原尚行氏ら各界を代表する31人から講義を受けるほか、20年後の世界、日本のあり方や課題をテーマに議論を深め、政策を提言する「ハイスクール国会」なども開く。

 26日は入塾式があり、3人が決意を表明。独学でプログラミングを学び、ゲーム開発に取り組んでいる県立小倉商業高2年材木野亜君は「格差、貧困、戦争など世界共通の問題に着眼し、クオリティー・オブ・ライフ実現への鍵を見つけていきたい」と述べた。

黒田氏ら対談の公開講座は8月6日

 元タイ財務相のタノン・ビダヤ氏と黒田氏の対談「20年後の日本と世界はこうなる」(8月6日午前10時10分~)は、公開講座として先着100人にオンラインで配信する。聴講希望者は、フォームから申し込む。


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