北九州市の武内和久市長は、政府が推進している「こどもまんなか応援サポーター」の宣言を行った。宣言は7月20日で、県内の自治体では初めてだという。
応援サポーターは「こどもたちが健やかで幸せに成長できる社会を実現する」という趣旨に賛同した個人や自治体、企業などが宣言する。
約80施設で入場を優先
宣言を受け、市は市科学館「スペースLABO」や「平和のまちミュージアム」など市内約80施設で、妊婦や子ども連れの入場を優先する取り組みを実施。市のウェブサイトでは、企業のサポーター活動も掲載していく。
記者会見では、北九州モノレールの駅長らも宣言し、妊婦らへの配慮を呼びかける車内アナウンスの取り組みが紹介された。武内市長は「社会全体で、お子さんや親御さんを温かい雰囲気で包んでいく機運をつくりたい」と述べた。