「ツール・ド・九州」が北九州で開幕!迫力の走りに大歓声 

 初開催となった自転車の国際ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2023」が10月6日、北九州市で始まりました。初日は小倉城を中心とする周回コースで、沿道では多くの観客が、平均時速45キロを超える猛スピードで駆け抜ける選手たちに声援を送っていました。大会は9日までの4日間、福岡、熊本、大分の3県を舞台に競います。


小倉城周辺のコースを走る選手たち


小倉城周辺を猛スピードで!

 地元・福岡からを含む日本勢のほか、カザフスタン、ニュージーランド、オーストラリアなど計18チームの国際色豊かなメンバーがそろいました。


カーブも猛スピードで通過

 初日は、小倉城の周辺約2キロを25周するコース。市の中心部に設定され、城の石畳の上も走行するコースに、海外から参加した選手たちからは「こんな素晴らしい場所でレースできることはなかなかない」と喜びの声も上がりました。


キッチンカーもイベントを盛り上げた

 会場では、オーロラビジョンでレースの実況が行われたり、キッチンカーで様々なメニューも提供されたりと、お祭りのようなにぎわい。多くの観客が集まり、チームの旗を振るファンも駆けつけました。

 レースが始まると、目の前を一瞬で通り過ぎる選手たちに観客は大興奮。市内の女性(44)は「初めてロードレースを見ましたが、選手が近く、迫力に驚きました。目の前を通り過ぎる時に風圧も感じました」と目を丸くしていました。


沿道から盛んな声援が送られた

 初日のレースは、「チームブリヂストンサイクリング」の児島直樹選手が優勝。地元・福岡県みやま市出身の児島選手の勝利に会場は盛り上がりました。


優勝した児島選手には、福岡県の服部誠太郎知事からトロフィーが贈られた


 大会2日目の7日は、北九州市から大牟田市へ向かう144キロ。8日は熊本県の阿蘇地域を走る108キロ、最終日の9日は大分県日田市の129キロを走り、総合優勝が決まります。いずれも、公式ユーチューブチャンネルで生中継される予定です。


advertisement

この記事をシェアする