東福岡高校が男女共学に 自彊館中学も 2025年度から

 学校法人「東福岡学園」(徳野光博理事長)は10月10日、私立男子校の東福岡高(福岡市博多区)を2025年度から男女共学にすると発表した。

 同学園によると、共学化は、25年度に学園創立80周年を迎えるのに合わせた学校改革の一環。同校には男子生徒2130人(9月2日現在)が在籍しており、男子校としての募集は24年度入試が最後となる。共学化に向け、必要に応じて施設の整備などを行っていくという。

 同学園の坂沢茂樹・総括教頭は「男子が社会を支えるとされた時代に学園が創立し、長年男子教育を行ってきたが、今の時代に性別は関係ない。本学から社会で活躍する女子生徒も輩出していきたい」と話している。

 東福岡高は、ラグビーやサッカーの強豪校。中高一貫教育を行う東福岡自彊館(じきょうかん)中(274人)についても25年度から共学とする。


advertisement

この記事をシェアする