竹などを使った約3万個のあかりをともすイベント「小倉城竹あかり」が10月27日、北九州市小倉北区の小倉城周辺で始まり、一帯は幻想的な雰囲気に包まれた。
放置竹林から伐採した竹で灯籠を作って循環型社会の推進をアピールするとともに、夜景を楽しんでもらうことで宿泊客を呼び込もうと、市民でつくる実行委員会が開催。5回目の今年は市制施行60年を記念して、市立大の留学生らが市内7区をイメージして竹を組んだ作品も用意した。
この日の開会式で、辻利之実行委員長は「平和を願い、子どもたちの希望のあかりをともしたい」とあいさつした。
イベントは11月2~5日のいずれも午後5時半~9時。小倉城天守閣広場での観覧料は中学生以上500円。