カンボジアの地雷撤去を支援して25年 CMCが記念式典

 一般財団法人「カンボジア地雷撤去キャンペーン」(CMC、福岡市)の創立25周年記念式典が、福岡市・天神のエルガーラホールで開かれ、大谷賢二理事長が来年3月に退任することが発表された。


式典であいさつする大谷理事長

 CMCは1998年に創立。カンボジアの地雷撤去や学校建設などの活動を行ってきた。

 式典は11月25日にあり、現地駐在員や支援者など約190人が出席。11月に行われたカンボジア視察の報告や、CMCボランティアへの感謝状贈呈が行われた。

 大谷理事長は「地雷被害者は約100分の1にまで減った。これからは教育や経済的な格差を縮めていく段階にきた」とあいさつ。後任の理事長として発表された曽和英徳理事は、「CMCが着実に成果を残すのを見てきた。中途半端に終わらせるわけにはいかない」と決意を新たにした。


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