校名は「宅峰中ほしぞら分校」に 大牟田市の夜間中学

 福岡県大牟田市は12月6日、2024年4月に開校する市立夜間中学について、松原中の敷地内に宅峰中の分校として設置することとし、校名案を公募で「宅峰中ほしぞら分校」に決めたと発表した。


校名案を発表する大牟田市の関好孝市長

 発表によると、10月13~31日に市民を対象に募集。寄せられた429点の中から、親しみやすさやわかりやすさなどの視点で市教委の選考委員会が選んだ。

 決定した案について、応募した中学生は「夜間なので青空ではなく夜空がふさわしいと思った。星空のように輝く未来を探そうという目標を込めたかった」と説明しているという。

 夜間中は、病気や不登校などで義務教育を十分に受けられなかった人や外国籍の人などが対象。不登校特例校に指定され次第、学齢期の不登校生徒も受け入れる。

 市は校名案を盛り込んだ夜間中学設置のための条例改正案を、12月13日開会予定の市議会定例会に提出する。


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