大牟田市庁舎本館の姿を後世に 建築士会が3Dデータ化

大牟田市庁舎本館の3Dデータ(福岡県大牟田建築士会のホームページから)

 福岡県大牟田建築士会(中野博会長)は、戦前に建てられた大牟田市庁舎本館(国登録有形文化財)の3次元(3D)データを作成した。広く活用してもらおうと、会のホームページで公開しているほか、市に使用権を寄贈した。

 本館は1936年の完成で、鉄筋コンクリート造り4階建て。本館の老朽化を受け、市は新庁舎を整備する計画を進めており、本館については今年度中に取り扱いを決める方針。

 3Dデータの作成は、同会の創立10周年事業の一環。文化財に指定されている貴重な公共施設の建築データを後世に残そうと、2022年11月から7か月間かけてドローンを活用したレーザー測量などを行った。事業費は70万円。

 完成したデータは、本館を様々な角度から見ることができ、建物の高さや幅などのサイズも簡単に確認できる。建物の断面構造も確認できる。

 同会の宮原謙二副会長らが11月下旬に市役所を訪れ、関好孝市長に3Dデータを披露した。関市長は「建物の大きさが実感できた。多くの人に見てもらえるようにしたい」と話し、市のホームページでの公開などを検討していくという。

 今後、本館内部の3Dデータも作成し、公開する予定。


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