福岡県直方市の高取焼・永満寺窯で、2024年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ竜の絵柄入り土鈴作りがピークを迎えている。
土鈴は素焼きで絵馬の形をしており、縁起の良い紅白を基調に竜が金運の玉をつかむさまが描写されている。サイズは縦約10センチ、横約11センチ、厚さ約5センチ。振ると、中に入っている玉が「カラン」と鳴る。500個を制作する予定という。
土鈴は窯元の清水筑山さん(64)が2001年の巳(み)年に合わせて作ったところ評判となり、シリーズ化した。「これで十二支を全て2回描いた。再来年は巳年になるので、3巡目も頑張っていきたい」と話している。
土鈴は1個2000円(税込み)で販売中。問い合わせは永満寺窯(0949ー22ー2279)