福岡県教育委員会は2月26日、2024年度の公立高校一般入試の最終志願状況を発表した。公立の全日制計98校の平均志願倍率は、前年度より0.01ポイント低い1.15倍だった。一部を除いて3月5日に一般学力検査、同15日に合格発表を行う。
県教委によると、平均志願倍率は県立90校が1.13倍で前年度比0.01ポイント減。市・組合立8校の平均志願率は1.28倍だった。一方、推薦入試などの合格内定者らを除いた一般入試の実質的な志願倍率は公立全体で1.33倍で、前年度から0.04ポイント上昇した。
筑紫丘(理数)2.93倍、明善(理数)2.48倍など
県立全日制の普通科系で志願倍率が最も高かったのは筑紫丘(理数)の2.93倍で、明善(理数)の2.48倍、新宮(理数)の2.1倍と続いた。職業系では、香椎工(情報技術)の1.63倍が最高だった。全日制の定員割れは、県立で40校58学科・系・コース、市・組合立で3校の7学科・コースだった。