戸畑祇園大山笠、7月27日に競演会 北九州市の伝統行事

 国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「戸畑祇園大山笠」の振興会は3月24日、北九州市戸畑区のウェルとばたで定期総会を開き、山笠が一堂に会するメイン行事の競演会を今年は7月27日に開催することを決めた。祭りは同26~28日に行われる。

祭りは26~28日



 戸畑祇園大山笠は、高さ約10メートルの提灯(ちょうちん)山笠で知られる伝統行事。


 総会では、後藤基明副会長が「もっと多くの方に祭りを楽しんでもらえるよう、一致団結して取り組んでいきたい」とあいさつ。山笠の関係者や地元の住民団体の代表者らが、祭りに関する様々な日程を決定した。


 6月2日には、競演会で先頭を切る当番山の交代式を実施し、7月14日には子どもたちがおはやしの練習成果を披露する「戸畑祇園ばやし研究競演会」を開催する。同26、28日は各地域で神事や巡行などを予定している。


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