名称は「福岡市民ホール」に 福岡市・天神の拠点文化施設
福岡市は3月25日、2025年3月に同市中央区天神の須崎公園内に開業する拠点文化施設について、名称を「福岡市民ホール」に決定し、ロゴマークを発表した。60年にわたり親しまれた福岡市民会館の機能を拡充し、伝統を継承することをシンプルに表現したという。
施設は地上5階建て。大、中、小の三つのホールのほか、リハーサル室や練習室も備える。市の計画では施設の供用開始後、隣接する現在の市民会館は取り壊され、跡地は27年3月に新たな須崎公園として整備される。市文化施設課は、「文化振興の拠点として、新たなシンボルとなる施設にしたい」としている。
一般利用は25年6月から始まる予定で、市はホームページで利用予約を受け付けている。