パリ五輪男子マラソン代表に内定している九電工(福岡市)の赤崎暁選手(26)が4月2日、県庁を訪問し、服部誠太郎知事に大会への抱負を語った。
赤崎選手は熊本県出身。2022年に福岡市で開かれた福岡国際マラソンでマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得すると、翌年10月に東京都であったMGCで2位となり、パリ五輪代表に内定した。
この日は九電工陸上競技部男子部の高井和治監督らと訪問。服部知事は「十分にコンディションに気をつけて、パリの地で思う存分、見事な走りを見せてほしい」と激励した。
赤崎選手は4、5月に、5000メートルと1万メートルの大会に出場するなどし、五輪に向け調整する予定だ。赤崎選手は「自分の夢がかなったのは皆さんの声援のおかげ。パリ五輪では満足のいく結果を出したい」と決意を新たにしていた。