北九州市の夏の風物詩「わっしょい百万夏まつり」を主催する振興会は5月23日、同市内で総会を開き、今年の日程を決めた。8月2日に前夜祭、同3、4日に本祭を行う。
前夜祭で花火大会
37回目の今年のテーマは「未来へ一歩!~次世代につなぐ市民のまつり~」で、前夜祭では小倉北区のミクニワールドスタジアム北九州で有料の花火大会を開く。
同区の小文字通りなどを会場とする本祭では、8月3日に小倉祇園太鼓など市内の祭りの山笠や山車が共演する「夏まつり大集合」を実施。4日には、地元企業や団体によるパレードの後、約3000人が色とりどりの衣装で踊る「百万踊り」を予定している。
振興会会長の津田純嗣・北九州商工会議所会頭は総会で、「今年は能登半島地震が起き、市内でも大きな火災があったが、まつりが市民に活力を与えることを期待したい」と述べた。