柳川・三柱神社の手水舎に今年もアジサイ 和傘の演出も

 初代柳川藩主・立花宗茂らをまつる福岡県柳川市の三柱神社で、手水(ちょうず)舎にアジサイの花が浮かべられ、参拝者らを楽しませている。

 手水舎は、中央に水をためる石造りの鉢があり、周囲に鉢から流れ落ちる水を受ける4個の木だるが置かれている。

6月末まで境内を彩る


アジサイが浮かべられた手水舎で手を清める参拝者


 同神社によると、アジサイによる演出は6月の風物詩として数年前から実施。同県大牟田市にある立花家の専用農園「橘香(きっこう)園」から運ばれた青や薄紫色のアジサイが、鉢や木だるに浮かべられている。6月末まで続ける予定という。


 15日に熊本県合志市から訪れた女性は「花が工夫して配置されている。手水舎の天井には和傘も飾られ、とても風情がある」と話し、スマートフォンで撮影していた。


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