博多ポートタワーを金色にライトアップ 小児がん啓発で
世界小児がん啓発月間(9月)に合わせ、福岡市博多区の博多ポートタワーが夜間、シンボルカラーの金色にライトアップされている。9月14日まで。
小児がんの経験者を支援する同市のNPO法人にこスマ九州などが主催。ライトアップは2021年から全国でこの時期に実施されており、福岡県内では24年、同市と北九州市の計5か所で行われる。金色には、「子どもたちは貴重な宝物」との意味が込められている。
自身も小児がんを経験した同法人の井本圭祐事務局長は「大人のがんに比べ、小児がんは知られていない。患者は治療後も合併症や生きづらさを抱えながら生活しているので、イベントをきっかけに小児がんを広く知ってほしい」と話している。