10月25日から小倉城竹あかり 「抱樸」が会場設営で協力

 北九州市小倉北区の小倉城周辺を竹灯籠などで彩るイベント「小倉城竹あかり」の実行委員会と同市八幡東区のNPO法人「抱樸(ほうぼく)」は、まちづくりで協力し、地域発展を目指す包括連携協定を締結した。

 イベントは、市民らでつくる実行委が開いており、抱樸は運営する障害者就労支援事業所で2023年から竹の切断を受託し、24年は竹灯籠の設置などの会場設営も行う。


包括連携協定を締結した実行委の辻委員長(右)と抱樸の奥田理事長(抱樸提供)

 抱樸によると、協定に基づき、イベントのボランティア募集や子どもが参加できる工作イベント、来訪者増加に向けたツアー開催の取り組みなどで両者が連携していく予定。

 10月15日に小倉北区で締結式があり、実行委の辻利之委員長は「開催には抱樸の応援をいただき感謝している」と述べ、抱樸の奥田知志理事長は「協定を機に全国に竹あかりの魅力を発信したい」と話した。

 24年のイベントは10月25~27日と11月1~4日のいずれも午後5時半~9時。有料エリアでの観覧料は中学生以上500円。


advertisement

この記事をシェアする