「大川家具」匠の技光る 福岡で2月2日まで展示会

 福岡県大川市の特産品「大川家具」の魅力を伝える展示会「大川の匠(たくみ)展」が1月24日、福岡市・天神の警固神社社務所ビル5階で始まった。組み立て式の茶室など職人の高い技術によってつくられた作品が並び、繊細な技に来場者は見入っていた。

大川組子の行灯など80点


伝統的な職人技を使ってつくられた作品が並ぶ会場

 大川市の主催。同市は2007年度から卓越した技能と見識を有する職人を「大川の匠」に認定しており、会場にはこの匠が手がけたテーブルなどの家具や、くぎを使わずに小さな木片を組み合わせてつくる「大川組子」の行灯(あんどん)など約80点が並んでいる。

 この日行われた開会式で、大川市の江藤義行市長は「天神を訪れた訪日客にも大川家具の良質さを知ってもらいたい」とあいさつした。

 2月2日までで、入場無料。組子のコースターを作れる体験コーナー(税込み1500円)もある。問い合わせは大川市インテリア課(0944-85-5582)へ。


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