「地球の歩き方 北九州編」 イベントで発売1周年を祝う
旅行ガイドブック「地球の歩き方」シリーズの「北九州市」編が発売されて2月1日で1周年を迎えたことに合わせ、北九州市小倉北区のJR小倉駅で記念イベントが開かれた。地球の歩き方と市内の名所や名物がコラボしたカプセルトイ「キタキューコレクション」の販売も始まった。
同市のグルメや歴史、文化などを紹介している北九州市編は、発売から2か月で累計発行部数が7万部となり、国内版で最速の売れ行きを記録した。イベントではステージに武内和久市長や、本の担当プロデューサーを務めた日隈理絵さんらが登壇した。
日隈さんは「私の周りでも本を片手に北九州市を旅して、また行きたいと感想をもらった。旅先としてのポテンシャル(潜在力)の高さを感じている」と話し、武内市長は「地球の歩き方で北九州市を知ってもらい、企業誘致でもいい武器をいただいた」と語った。
カプセルトイは「くろがね堅パン」「シャボン玉石けん」などをモチーフにした8種類があり、北九州空港や小倉城近くの「しろテラス」などで5日から順次販売。1個500円(税込み)で、売り上げの一部は地域振興に役立てられる。