子どもたちに音楽や飲食を楽しんでもらうイベント「FUKU OKA Christmas Festa 2025」が11月8日~12月27日、福岡市内各地で開かれる。
子どもの貧困を社会全体で解決しようと、九州大や市民団体でつくる実行委員会が主催し、今回で2回目。期間中、「シアター」「ミュージック」「フード」「フィルム」の4分野をテーマにした催しが開催される。
11月8、9日には、「シアターフェス」の一環で、俳優の土屋太鳳さんらが出演する朗読劇「ぼうけんの星」が同大医学部百年講堂(福岡市東区)で上演される。12月9日には、「ミュージックフェス」の一環で、NHK「おかあさんといっしょ」で「歌のお兄さん」として活躍した速水けんたろうさんらによる「みんなのクリスマスコンサート」がアクロス福岡で開かれる。
「まちじゅう子ども食堂」も
このほか、市内の協力飲食店が貧困に苦しむ子どもらに無料で料理を提供する「まちじゅう子ども食堂」なども行われる。
11月5日に九州大で会見した同大芸術工学研究院の鵜飼哲矢教授は「子どもたちの貧困からくる体験格差をソフト面で埋めたい。『将来頑張ろう』と思えるきっかけをプレゼントしたい」と語った。
コンサートの参加申し込みなどは公式ホームページから。
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