【宮崎】本格焼酎をPR! 「だれやみBOOK」県が無料配布

 宮崎県内で生産が盛んな本格焼酎をPRするため、県が県酒造組合と共同で県内の酒蔵などを紹介する冊子「宮崎本格焼酎だれやみBOOK」などを作製した。9月2日から「みやざき物産館KONNE」(宮崎市宮田町)など県内外のアンテナショップで無料配布している。

疲れを取る一杯を


県内の酒蔵や飲み方などを紹介した冊子「宮崎本格焼酎だれやみBOOK」

 県によると、県内の本格焼酎出荷量は11年連続で日本一(日本酒造組合中央会調べ)で、冊子の製作はさらなる消費拡大を目指して若者、女性や外国人ら焼酎になじみの薄い層へ浸透を図るのを狙って企画された。宮崎の方言で、疲れを取るために一杯飲む「だれやみ」をタイトルにした。

 冊子には県内全38蔵元それぞれのおすすめ商品を数点ずつ紹介しているほか、焼酎の飲み方、見学や試飲ができる酒蔵など観光スポットなどを紹介している。


蔵元の情報も掲載

「カクテルBOOK」も

 また、別に焼酎カクテルのレシピなどを取り上げた「宮崎焼酎カクテルBOOK」も作製し、9月中旬から国内外のバーなどに配布するという。いずれも県公式観光サイト「みやざき観光ナビ」からダウンロードできる。

 河野俊嗣知事は、2日の定例記者会見で「(日本酒と比べて)焼酎はまだまだ伸びしろがある。グローバル化を目指したい」と語った。


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