【宮崎】「黒キリ検定」開始! 霧島酒造、ネットで9月末まで

 芋焼酎「黒霧島」で知られる霧島酒造(宮崎県都城市)が、焼酎や同社などに関する知識を問う「黒キリ検定」をインターネットで始めた。9月6日を「黒霧島の日」と制定している同社が初めて考案した企画で、「黒霧島に関する知識を深めるとともに『黒キリ愛』も深めてほしい」と呼びかけている。

初級10問/上級96問


霧島酒造の「黒霧島」


 20歳以上なら誰でも無料で参加でき、10問の問題に答える「初級」と、96問の「上級」を用意した。いずれも3択式で、「本格芋焼酎の主原料は?」といった基本的な設問のほか、同社が商品を輸出している国・地域の数や、黒霧島が「食品ヒット大賞」を受賞した時期など、幅広い知識が必要な難問も多くそろえた。担当者は「問題作成に携わった社員でも、初挑戦で全問正解を達成した人はいなかった」と話す。

 同社は、9月6日を「9(く)6(ろ)」の語呂合わせで「黒霧島の日」として日本記念日協会に申請し、2021年に認定された。今年の「黒霧島の日」に向けたイベントを検討する中で、検定の実施を思いついたという。

 問題は特設サイトで9月末まで公開しており、期間中は何度でも挑戦できる。初級は8問以上の正解、上級は69問以上の正解でそれぞれ合格とし、合格者には抽選でオリジナルグラスや焼酎ボトルなどを贈るとしている。


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