【大分】中津スイーツで映画を応援 7店が創作菓子販売

 大分県中津市出身の作家、芥川なおさんのデビュー作「ストロベリームーン」が原作の同名映画が10月17日に公開されるのを記念し、同市の菓子店7店が、映画にちなんだスイーツを販売している。

市出身作家が原作 映画公開を記念


7店舗がそろえたスイーツ


 同作は高校生の純愛小説。ストロベリームーンは6月の満月を意味し、作中には同市の八面山やヒマワリ畑、中津南高などをイメージした場面が登場する。


切なさを色合いや風味で

 映画化を知った市菓子組合の有志が「スイーツで映画を応援しよう」と、5月から創作を始めた。

 「栗山堂」(京町)はピンク色のういろう、「佐伯屋」(島田)は月の字を焼き印したイチゴあん入り回転焼きを販売。丸ぼうろを作った菓子処いわまる(加来)の岩丸睦弘代表は「はかなく切ないラブストーリーを色合いや風味で表現した」と話す。


奥塚市長(後列右から2人目)にスイーツを報告した菓子組合の有志

 有志一同は9月、奥塚正典市長に完成を報告。「中津菓子かねい」(上宮永)社長の平川敬祐さんは「映画を機にスイーツで中津を盛り上げたい」と意気込んだ。


advertisement