門司港レトロビールの「ヴァイツェン」が地ビール品質審査会で2度目の日本一に 

ヴァイツェンをグラスに注ぐ峯松さん

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  • 全国46社・109品の頂点に
  • 苦みを抑えてフルーティー

 北九州市の地ビール製造販売会社「門司港レトロビール」の看板商品「ヴァイツェン」が、今年の全国地ビール品質審査会で2019年に続いて2度目の最優秀賞に選ばれました。コロナ禍で飲食業や酒販店が苦境にあえぐ中、同社の担当者は「受賞を機に、地域の酒店の売り上げに少しでも貢献できれば」と期待しています。


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全国46社・109品の頂点に

 審査会は、全国地ビール醸造者協議会(事務局・東京)が2017年から開催。各地の醸造会社が出品した中から優れた地ビールを選考します。昨年は新型コロナの影響で選考が行われず、今回は46社の計109品が出品されました。



 同協議会や日本ビアジャーナリスト協会の会員、国税庁職員ら12人が、色や濁りといった外見、香り、味などを計20点満点で評価。酒類総合研究所(広島県東広島市)でのアルコール度数や発酵度などの分析結果も合わせて、91品が入賞しました。うち、特に優れた15品ほどの中から、投票でヴァイツェンが最優秀賞に選ばれました。


苦みを抑えてフルーティー

 ヴァイツェンは、門司港レトロビールが1998年の創業時から取り扱う人気商品で、ドイツ産のホップと麦芽を使用。ホップの量を少なくして苦みを抑え、麦芽比率を60%まで高めて甘みやコクを際立たせており、バナナのようなフルーティーな香りが特徴といいます。アルコール度数は5.5%です。


 コロナ禍で飲食店などが休業や時短営業を余儀なくされ、同社も打撃を受ける中での吉報。醸造部長の峯松幸之助さんは「2度目の最優秀賞を受賞できると思っていなかったのでうれしい。飲食店だけでなく酒店も苦しい経営を強いられているので、多くの人にヴァイツェンを知ってもらい、酒店で購入してほしい」と話しています。

(写真:大野博昭)



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