シャッターアートで通りをにぎやかに 田川の伊田商店街
記事 INDEX
- 街を明るい雰囲気に
- 大学生や児童も参加
- 炭鉱ゆかりの作品も
空き店舗が目立つ福岡県田川市の伊田商店街。閉じたシャッターに様々な絵を描いた「シャッターアート」が並び、「映える」スポットとして話題になっています。
大学生や児童も参加
商店街はJR田川伊田駅前にあり、長さ約450メートル。約100店のうち6割ほどが空き店舗となっています。
商店街の空き家に移住した芸術家の坂本鷹也さんらが2018年頃、少しでも明るい雰囲気にしようとシャッターに絵を描いたところ、商店主や子どもたちに好評だったそうです。その後、地元の大学生や児童らがシャッターに絵を描くようになりました。
炭鉱ゆかりの作品も
約50店のシャッターが、炭鉱で栄えた時代の象徴「二本煙突」や炭坑節に登場する月など地元ゆかりの作品、花や動物を題材にした楽しい作品で彩られています。
カメラを手にした若者の姿も見られるようになり、「閉まっていてもなんとなく明るく見える。散歩が楽しい」などの声が上がっているといいます。