「お願い」2次元で届け! あの吹き出しデザインで駅の安全マナーを呼びかけ

福岡市地下鉄の駅に貼られたメッセージ

記事 INDEX

  • エスカレーターは立ち止まって
  • 通勤時に混雑する4駅で実施中
  • 五輪の開会式を見て「いいな」

 福岡市地下鉄の駅ホームと改札口をつなぐエスカレーターの壁面に注意書きが貼られています。「エスカレーターは立ち止まって」。漫画の吹き出しと集中線があしらわれ、最近どこかで見たような・・・ そう!東京オリンピック開会式で各国選手団らを先導したプラカードで注目されたデザインです。担当者に話を聞きました。

通勤時に混雑する4駅で実施中

 福岡市交通局運輸部の営業課長・宮﨑岳彦さんによると、8月17日から空港線の天神駅と七隈線の天神南駅で掲示をスタートしたそうです。24日に空港線の博多駅、9月3日には赤坂駅でも始め、現在は4駅で確認できます。

 構内での転倒事故などを防ぐため、エスカレーター利用中は走ったり歩いたりしないよう求める内容です。壁に貼られたメッセージは4タイプあります。





 注意書きを貼っている4駅は周辺にオフィスが多く、特に朝の通勤時間帯は、先を急いでエスカレーターを歩いたり、駆け上がったりする人も少なくありません。職員がエスカレーターのそばでプラカードを掲げ、「お願い」を徹底する日もあります。


プラカードを掲げて乗降客に安全な駅利用を促す職員


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五輪の開会式を見て「いいな」

 このアイデアを出したのは営業課乗客係の安武忠倫さん。「オリンピックの開会式を見ていいなと思い、ネットのフリー素材を探して作ってみました」。文言と読みやすさにこだわり、職員で意見を交わしながら、4タイプに決めたそうです。


ホームに立つ安武忠倫さん

 時流にも乗った「お手製クールジャパン」は効果的。プラカードをちらりと見て、エスカレーター上で立ち止まる人が多く見受けられます。新型コロナウイルスの感染防止が求められるなか、駅の職員も人混みで声を上げる必要がありません。


エスカレーター壁面に貼られたメッセージ

 エスカレーターでの接触、転倒事故は年に数件発生しており、福岡市交通局は利用者の反応を確かめながら取り組みを各駅に広げていくそうです。宮﨑さんは「ルールやマナーを守って、エスカレーターを安全に利用してください」と呼びかけています。


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