アニメ・漫画の祭典を北九州で楽しんだ! 声優・高田憂希さんにもインタビュー
北九州市小倉北区の西日本総合展示場をメイン会場に、「北九州ポップカルチャーフェスティバル(KPF)2019」が11月30日、12月1日に開催されました。アニメ、漫画、ゲームなどのイベントや展示を楽しむ「九州最大級のポップカルチャーの祭典」といわれる催しです。大勢のアニメ・漫画ファンらでにぎわう会場を取材しました。
にぎわい創出へ北九州市が主催
ポップカルチャーの力で街のにぎわいを創出しようと、北九州市が主催しています。今年で6回目を迎え、10万人以上(関連行事含む)が訪れる一大イベントに育ちました。
声優らによるトークショーが行われるほか、ファンの間で名高いアニメ制作会社のブースが出展するなど、例年とても充実した内容です。東京や大阪のような大都市圏ではなく、九州でこれほどまでのイベントを開催していることに驚く業界関係者も多いそうです。
今年のトークショーには、花澤香菜さんや小松未可子さん、豊永利行さんといった人気声優や、ベテランの神谷明さん、古川登志夫さんらも登場しました。ステージの前は聴衆であふれかえっていました。
めっちゃ楽しみました
記者もアニメや漫画が大好きです。半分(ひょっとしたら8割くらい?)はプライベートで、会場に出かけました。
出ました!
2019年のヒットアニメの一つ「鬼滅の刃」です。作画のクオリティーが高いと評判のアニメの原画に多くの人が見入っています。スマートフォンでパネルを撮影するファンもあちこちにいました。
その向かいは、第2期の制作が決定した「かぐや様は告らせたい」のコーナーです。なるほど、北九州市の「小倉(こくら)」だから「告ら(こくら)せたい」ですね。北九州市はこの作品とのコラボイベントとして、地元のデートスポットを巡ってもらうキャンペーン「かぐや様は小倉で告らせたい」も実施しているとのことです。
会場の奥へ進むと「痛車」が展示されていました。痛車とは、車体にアニメや漫画のキャラクターをプリントした車のこと。作品への愛情があふれる仕上がりです。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「シャフト」の作品の原画です。「化物語」「魔法少女まどか☆マギカ」など、記者の好きなアニメを数々手がけている制作会社です。大学時代に夢中になったアニメのオープニングの原画を見ることができて幸せです。
ゲームや体験コーナーも盛況
カードゲームの対戦が行われているコーナーも大変なにぎわいでした。
最新テクノロジーを体感できるコーナーもありました。
大日本印刷の「バーチャル接客サービス」のブースでは、かわいい女の子のキャラクターが接客をしてくれます。VR技術を活用し、遠隔操作によってキャラクターが客に対応します。人前に顔を出さずに済んだり、自宅で仕事ができたりと、「働き方改革」への貢献も期待できるとのことでした。