北九州のおすすめ旅プランを提案! 魅力のモデルコース50選
コロナ禍が落ち着きをみせ、近場でレジャーを楽しんだり、少人数で地元を巡ったりと、旅のスタイルが変化しています。北九州市は、市内観光を満喫してもらおうと、50のモデルコースを策定しました。体験型の14メニューも新たに選び、市の観光情報サイト「ぐるリッチ!北Q州」で紹介しています。市の担当者は「あなたに合う旅のプランがきっと見つかります」とPRしています。
イメージわくわく簡単検索
市はサイトを改修し、スマートフォンやパソコンを使って、さまざまなタイプのモデルコースを簡単に探し出せるようにしました。
モデルコースは、▽旅のスタイル▽テーマ▽季節▽地図・エリア――の四つのキーワードから簡単に調べることができます。
これらを組み合わせ、「#ファミリー」「#女子旅」「#友人・カップル」といったメンバー構成や、「#グルメ・買い物」「#体験・アクティビティ」「#夜景・産業観光」などのテーマで絞り込み、旅をイメージしながらプランを立てられます。
例えば「#女子旅」をクリックすると、「SNSで話題の”かわいい“をめぐる!フォトジェニックな旅」「非日常を満喫する リラックス旅コース」などが示されます。「非日常」のコースでは、JR西小倉駅を起点に小倉織の体験ができるショップを訪れ、小倉城庭園でアフタヌーンティーを楽しみ、フレンチレストランを巡るプランが提案されます。
「#体験・アクティビティ」では、「のどかな若松ひびきなだエリアで動物とふれあう」というタイトルで、乗馬クラブ、新名物バーガー「ひびきなだどっぐ」の店、カンガルーやワラビーがいる響灘緑地を車で回るコースが表示されます。
また、体験型メニューはモデルコースに組み込まれているほか、サイトにあるデジタルパンフレットで一覧を確かめることができます。
市内に広がる魅力を集めよう
コースやメニューは、同市と北九州観光コンベンション協会、市内のホテルや観光施設などでつくる協議会が策定しました。
市によると、サイトには従来10種類ほどのモデルコースを掲載していましたが、小倉城や門司港レトロなど市内観光の代表的な施設を紹介する内容にとどまっていたといいます。
しかし、市内にはイチゴや落花生の収穫・試食ができる農園、人気のベーカリー店やおしゃれな喫茶店などが点在しています。こうした民間の”観光資源”にも光を当ててPRできないかと検討し、観光客におすすめのスポットを協議会のメンバーらでピックアップしたそうです。
担当者は「旅の下調べの際や、実際に北九州に遊びに来たときに使ってみてほしい」と話しています。