瀬戸康史さんが古里・嘉麻市の「元気」に一役!新企画が始動

公開された動画の一場面。嘉麻市のカフェでバーガーをほおばる瀬戸さんとカマシカちゃん(提供:SETO×KAMAプロジェクト)

記事 INDEX

  • 新キャラクターを自ら描く
  • 「恩返ししたい」の思いから
  • 高校生が「バズらせよう!」

 福岡県嘉麻市を盛り上げようと、同市出身の俳優・瀬戸康史さん(35)が中心となって、市のPRなどに取り組む「SETO×KAMA(セトカマ)プロジェクト」がスタートしました。第1弾として瀬戸さんらが出演する動画2本を公開。プロジェクトを受けて、高校生が関連企画を練るなど、取り組みが広がりつつあります。

新キャラクターを自ら描く

 「嘉穂牛、ぜいたく~」

 嘉麻市のカフェで、おいしそうにバーガーをほおばる瀬戸さん。プロジェクトの第1弾として公開された動画の一つ「瀬戸康史とカマシカちゃんのゆた嘉麻くらし」では、市内の様々なスポットを瀬戸さんが巡ります。


 瀬戸さん自らがデジタルイラストで描いた新キャラクター「カマシカちゃん」も“出演”します。相づちなどの際に「カマ~」と話すかわいらしさが特徴的で、声優は瀬戸さんの妹・瀬戸さおりさんが務めているとのことです。

 同時公開されたもう一つの動画は「カマシカちゃんのいちにち」で、カマシカちゃんが市内各所に登場。通学中の子どもたちや市役所の様子といった日常の風景、フルーツサンド店やキャンプ村など市内の人気の施設をテンポよく紹介していきます。


 プロジェクトには、瀬戸さんが所属するワタナベエンターテインメント(東京)も参画。同社が公開するメイキング映像では、福岡空港に降り立つ場面や嘉麻市での撮影の様子を紹介し、故郷を思う瀬戸さんの自然体の姿が映し出されています。



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「恩返ししたい」の思いから

 高校の時まで嘉麻市で過ごしたという瀬戸さんは、俳優として活躍する中でも地元との関わりを深めてきました。

 2016年に嘉麻市の市民特別表彰を受け、20年には市の観光冊子の表紙を飾りました。そのほか、成人式にメッセージを寄せたり、母校の中学校の卒業式をサプライズで来訪したりもしてきたそうです。


瀬戸さんが表紙を飾った嘉麻市の観光冊子


 瀬戸さん側から「嘉麻市にもっと恩返しがしたい。元気にしたい」といった思いが市に伝えられ、2021年秋頃から事務所も交えて調整。瀬戸さん自身がリーダーを務めるプロジェクトが発足し、昨秋に撮影した第1弾の動画が今年2月に公開されました。


メイキング映像では、小・中学校の通学路を歩くシーンも

 調整にあたり、動画にも出演した中島栄治・市農林振興課長(53)は「(瀬戸さんは)非常に気さくで故郷思い。全国的に有名な俳優の方と、こうして一緒に古里を盛り上げることができるのはうれしい」と笑顔です。市立織田廣喜美術館での撮影シーンなどが印象的といい、「撮影を通して、新たな嘉麻市の魅力にも触れていただけたのでは」と振り返ります。


公開された動画の一場面。カマシカちゃんと市内を巡る瀬戸さん(提供:SETO×KAMAプロジェクト)

高校生が「バズらせよう!」

 瀬戸さんのプロジェクトに関連した動きも出てきました。同市の県立稲築志耕館高校では、生徒会が中心となり、「カマシカちゃんバズらせよう計画」と銘打った取り組みをスタートさせました。


キャラクターが描かれたうちわのデザイン(提供:稲築志耕館高校)

 「カマシカちゃんの校内認知度100%」「SETO×KAMAプロジェクト関連の(動画の)再生数を3割増やす」といった目標を掲げ、校内の行事でコラボする計画です。

 まずは6月2、3日の文化祭で、カマシカちゃんのインスタ映えブースを設けたり、イラスト入りうちわを配ったりします。10月の体育大会でも、着用するTシャツにカマシカちゃんのイラストを入れる考えです。

 SETO×KAMAプロジェクトとしても、これから第2弾、第3弾と取り組みを進めていく方針です。瀬戸さんのアートの活用などを検討しています。


瀬戸さんのインタビューを掲載した「広報嘉麻」3月号

 瀬戸さんはプロジェクトについて、「ときに歩みを緩めたとしても、永く続けていきたい」と、3月の市報の記事の中で語っています。「僕が知っている嘉麻市も、まだまだ知らない嘉麻市も、沢山の人たちに知ってもらって、訪れてもらって、住んでもらって。街に活気があふれるようになってほしい」。古里への思いがこれからどのように形になっていくか、注目です。


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